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古川大翔さん (9ezf6vt5)2025/1/26 21:24 (No.1377919)削除
チラシの課題を提出します。
企画チラシ 202210011 古川大翔
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匿名さん (9ez9w54r)2025/1/26 18:56 (No.1377833)削除
202215702_益子莉緒_企画チラシ
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金子悠高さん (9ez5xc6x)2025/1/26 17:04 (No.1377781)削除
生涯学習支援論2課題のチラシを提出させて頂きます。
生涯学習支援論2 チラシ課題 202210002 金子悠高
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扇采加さん (9etyrbhn)2025/1/23 01:45 (No.1375576)削除
生涯学習支援論2課題の広報チラシデータです。地元の町を歩き、歴史を知ることをテーマに作成しました。
生涯学習支援論2 広報チラシ 202210023 扇采加
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庄子梨香さん (9etrirk8)2025/1/22 22:22 (No.1375489)削除
生涯学習支援論2課題 チラシです。食育・成功体験・保護者との絆を深めるの三点を期待される効果として作成した企画にです。
生涯学習支援論2 チラシ 202110001 庄子梨香
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滝口克典さん (8zqpodji)2025/1/14 10:21 (No.1370048)削除
連続講座2025 第1期チラシ
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渡邊翔さん (90nqp8s1)2024/1/31 23:57 (No.1059506)削除
若桑みどり『お姫様とジェンダー アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門』(ちくま新書、2003年)

本書はシンデレラなどのお姫様の物語の中で、女性という存在について現代的な男女共同社会について女子大学生の講義をもとに書かれている物語だ。
女性が求める女性像とはシンデレラのように汚く大変な仕事をしている美女に白馬の王子様が現れて、今までの努力が報われ幸せになるという構造になっている。しかし女性は実際に白馬の王子様に出会える人は数少ない。女性も、男性も幸せとは自分の力で勝ち取るものだ。男性は女性よりもあらゆる面で優れているということが一般的には染み付いている。実際に自分も男がやる、これは男の仕事、男が好きそう、女性が好きそうという価値観は仕方のないことだがある。しかしこの本を読むと果たしてそのような価値観で生きて本当にいいのかと考えさせられた。これからの未来、多様性やグローバル化が進んでおり国境をこえ様々な人々との関わりが増えてくるはずだ。その中で『男性らしさ』、『女性らしさ』といった呪縛に囚われることなく様々な価値観を受け入れることが大事なことだと考えさせられる著書だと感じた。
444字
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東海 歩乃佳さん (90nqle3t)2024/1/31 23:54 (No.1059503)削除
平田オリザ『分かり合えないことから コミュニケーション能力とは何か』(講談社現代新書 2012)
本書で著者は、現代の子供たちは「伝わらない」という経験の不足から、価値観の異なる人との接触を避けるような行動を取ってしまい、それに伴ってコミュニケーション能力の低下が起こってしまっているということを指摘していた。各々が言葉の受け取り方に対して微妙なズレやすれ違いを起こしており、価値観同士がぶつかりあったときの摩擦によって意見の衝突や伝達不足が生じてしまう、だからこその「分かり合えない」ということを前提に人とのコミュニケーションを図ることが必要とされているのだということが述べられていた。SNSメディアやインターネット社会が発展している現代において、人との対面的な関わりが少ないことは周知になりつつあるが、「分かり合えない」という観点からコミュニケーションと向き合うという考え方が新鮮で興味深かった。人と人が分かり合うためにあるはずのコミュニケーションというものを「分かり合えない」というネガティヴなワードで前提し、だからこそ人と関わる必要があるとポジティヴに事を捉えさせる書き方が非常に秀逸で、本質の伝え方を著者がいかに理解しているかが示されていた。
また、教育現場で重んじられているコミュニケーション能力と、社会に出て会社で求められるコミュニケーション能力のギャップや、時代の展開に伴うコミュニケーションの形の変化にいかに対応していくか、その柔軟性が日本の教育現場では不足しているのではないかという内容を読んで強く共感した。グローバル化が進む現代において、教育機関によって与えられてきたコミュニケーション学習だけではなく、自分とは違った考え方を持つ人に対していかに順応し異文化共存と向き合っていくかという部分を、経験則的な学習によって習得する必要があり、しかしそのための環境づくりも不十分な状況である。本書の発行が2012年であったことを加味すると、内容で述べられている考え方は当時よりも今の社会に反映されていると感じたが、だからこそ私達が次世代の教育環境を改善する動きを作る必要があると思った。(888字)
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木内 駿さん (90noekol)2024/1/31 22:53 (No.1059456)削除
「ファシリテーターの教科書を読んで」
(中野民夫『ファシリテーション革命 参加型の場づくりの技法』岩波新書、2003)

著者である中野民夫さんは、ワークショップ企画プロデューサーとして、人と人、人と自然をつなぎなおす様々なワークショップを企画したり、ファシリテートをしている。本書は、ビジネス会議や参加体験型ワークショップで創造性を引き出す「ファシリテーション」という新しい技法が注目されている中で、人の能力・やる気を引き出し、活かしていくためにはどのような手法が有効なのか、中野さんが企業や学校教育、NPO、地域の活動の場で応用できる実践的なノウハウを紹介する内容となっている。まず、ファシリテーションについて、本書では度々「引き出す」という表現が用いられている。参加型の場やワークショップでは、進行促進役を担うファシリテーターの様々に趣向を凝らしたプログラムの中で、参加者は、つい引き込まれ、夢中になり、意欲も引き出される。ここから「自主性」や「主体的な学び」が生まれていく。ファシリテーションの意義は、そういった「場をつくる」ことで、様々なものを「引き出す」。そこから人や自然、心などを「つなぐ」ことで、「促進する」ことであると語られている。また、ファシリテーター役で苦労した自分や会議の進行が上手くいかない人などには、「ファシリテーター8か条」が響く。ファシリテーターは、貴重な出会いや学びが起こる「場をつくる」役回りで目立たないが、その人のおかげで多様な人々が関われる場ができている陰の立役者であり、今求めれている新しいリーダーである。進行役やまとめ役として率先して周りを引っ張る必要がないことを気付かされてた。他にも、ファシリテーターに一番必要なのは、人間への無条件の愛や、グループプロセスへの絶対的な信頼と言われている。それがあるからこそ、遊び心やユーモアにつながっていくと学んだ。ここで取り上げたのはほんの一部であるが、これらを活かした自身の経験を重ね、自分なりの「ファシリテーション◯か条」をつくっていきたい。自分は本書を「ファシリテーターの教科書」と言えるものだと感じた。皆さんも本書から、様々な困難や新しい動きの中で、ファシリテーションを活かして欲しい。(878字)
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石川 龍征さん (90no3ss6)2024/1/31 22:44 (No.1059448)削除
鋭い女性の戦いーー上野千鶴子『女たちのサバイバル作戦』(文春新書、2013)評

著者の上野千鶴子さんは東京大学の名誉教授であり、NPO法人「WAN」の理事長でもある。主に女性学とジェンダー研究、介護を研究しており、近年の問題を踏み込んだ本を書いている。この本は簡単に言うと現代の働く女性たちが、どのような状況なのかネオリベ、新自由主義の時代を生き抜く女性たちを女性ならではの支店から考える、家庭と仕事を両立する厳しい時代を生き抜く女性のための内容である。
この本の主題である「ネオリベ」はネオリベラリズムという、市場の自由競争を効率良くするために競争の妨げになりそうな規制を緩和しようとする立場の事である。
私がこの本を読み終えてまず驚いたことが本が発行されたのが10年も前だと言うことである。にも関わらず今にも言えるような内容かつ、鮮明な内容だったため、何故こうも女性は生きづらいのだと男性目線で驚きしか無かった。
この本の内容はかなり切れ味の鋭く課題や問題を取り上げているが、ただの愚痴や文句のような文になっていない。なぜそう感じたのか、私なりに2つ理由を考えた。まずひとつに基本的に話は論理的に進み、具体的なエピソードや資料が出てくるため、抽象的な内容になっていない。例えば女性に高学歴化の話では、国内外の進学率をパーセンテージで比較、各国の学校の特色を解説しながらグラフも挿入。日本がどのように進学率が上がっているのかを解像度を上げて解説してるため、わかりやすい。
2つ目は要点を何度も話の中で繰り返す事。話初めに結論から入り、話を広げながらもしっかりと各章事に結論をまとめあげているため、何の話をしているのか分からなくなったり、脱線したりがないのである。
1つだけ批判的な感想として、本文の中に他者の著書と比べて話す箇所が多々あるのだが、そこが過剰な批判が含まれているものがかなりあったため、合間合間に気になってしまった。
タイトルや帯のインパクトが強く、内容も鋭利な切り込みになっているため、男女問わずおすすめである。(819文字)
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